温度計には大きく分けて対象物に直接触れて測定する接触式と 対象物に触れずに測定する非接触式の2種類があります。 後者は放射温度計といい、物体が物体温度の4乗の赤外線を放射する という特性を利用しています。赤外線をよく吸収する物体ほど 赤外線をよく放出するのですが、この出しやすさを表わしたものが 放射率です。一般に放射率0.95前後のものが多くなっています。 測定の際は放射温度計の放射率を測定対象物の放射率に合わせる ことで、より正確な測定ができます。 放射温度計は固体、液体、測定面の凹凸を問わず、ほとんどの 物体の表面温度を測定するのに適しています。