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2014.8.1
文化の形成(1)

よりよい文化を形成することの難しさを日々感じている。言葉で伝えるだけではなかなか実行に結び付かない。言葉では理解できても、本当に納得していないと実行はされないということだ。

少し話は逸れるが、当社のシステム構築は、お客様との合意形成をもっとも大切なことの一つとして位置付けている。
具体的な形として、打ち合わせを実施した際に議事録を作成する。議事録は、打ち合わせの経緯と結果を記録している。作成した議事録の内容の確認を行い、合意が得られた時点で、お客様の署名の受領を行っている。これによってお客様との合意形成を目に見える形で残している。
もう一つの具体的な形として、それまでの合意形成に基づいた仕様書を作成する。仕様書の内容は多岐にわたるが、システムの全体構成、他システムとの連携方法、構築するシステムの運用フローおよびお客様特有のカスタマイズ機能などが記載されている。この仕様書に対してもその内容の確認を行い、合意が得られた時点でお客様の署名の受領を行っている。この行為を当社では「承認返却」と呼んでいる。
署名をいただくために仕様書の表紙に特別な記載欄を設けているが、そこには『xxxx年xx月xx日までに返却下さる様、お願いいたします。ご返却なき場合は、承認いただいたものとして製作いたしますので、ご了承願います。尚、御承認条件がある場合、朱記にて追加・修正して下さい。御承認条件によっては、御打合せの上再提出させていただきます。』と書かれている。

前者の議事録は、比較的一般的なことと思う。しかし、後者の仕様書の「承認返却」は当社においては当たり前のように行っているが一般的ではないと思っている。お客様との合意形成のために必要であることがわかっているから、大変手間のかかる作業であるが当たり前のように行っている。これが時間をかけて形成された文化なんだろうか、と思ったりする。

現代ではめまぐるしい速さで社会が変化し、それに伴う新たな要求がある。それに答えるために、日々新しい文化の形成に取り組んでいる。