光スペクトラムアナライザ AQ6373B (販売終了)

お知らせ: この製品は 2023年11月20日に販売を終了しました。 以下の代替製品をご覧ください。

高分解能&高感度 短波長 光スペクトラムアナライザ

  • 波長範囲:350~1200nm
  • 波長確度:±0.05nm
  • 波長分解能設定:0.02~10 nm
    (400~470nmでは、0.01nmに設定可能)
  • 最大安全入力パワー:+20dBm
  • レベル感度: -80 dBm
  • ダイナミックレンジ:60dB以上
  • シングルモード、マルチモードファイバ、大口径ファイバに対応
  • アライメント光源内蔵
  • 外部光源での自動波長校正
  • 可視光の色度図解析機能を搭載

世界最高クラスの光学性能

高波長分解能 0.02nm & 高ダイナミックレンジ 60dB以上

  • コンパクトながら高性能な新設計モノクロメータを搭載。
  • シャープな分光特性により、近接した信号も分離して正確に測定します。

高感度 -80dBm

  • 微弱な光信号も短時間で正確に測定します。
    • 7段階の測定感度設定
      測定アプリケーションや測定スピードなどの条件に応じて、適切な設定を選択いただけます。

    • 高ダイナミックレンジモード搭載
      強い光信号により引き起こされるモノクロメータ内の迷光の影響を軽減、より高いダイナミックレンジが得られます。

パルス光測定機能

  • ピークホールドと外部トリガー機能搭載。 パルス信号のパルスピークスペクトラムを測定します。
    長距離ファイバ伝送のループテストやレーザチップなど測定に有効です。

フリースペース入力

  • シングルモードファイバやマルチモードファイバだけではなく、800µmの大口径ファイバを使用できます。

優れた測定スループット

高速スペクトル測定

先進のモノクロメータ技術や高速な電気回路、独自のノイズ低減技術により、高速スペクトル測定を実現。レーザ光などの急峻な立ち上がりのあるスペクトラムや微弱信号などの測定で威力を発揮します。

より広帯域を高分解能で一括測定

50,001のデータポイント数により、高い分解能を保ったまま、より広い波長範囲を一括測定できます。
データポイント数の不足に起因する波長分解能の著しい低下や非効率な波長範囲の分割測定などの問題を解決し、測定をより高精度化・効率化します。

新機能

データロギング機能

DFB-LD解析やマルチピーク測定値を最大10,000ポイント記録します。記録したデータは表およびグラフで表示することができます。長期的安定性試験や装置の温度サイクル試験に使用できます。

拡張マーカ機能

マーカ点のパワー密度と積分値を算出します。

高性能を維持する機能

アライメント機能

内蔵校正用光源を使用して、移動時などの振動や衝撃による光軸ずれを自動補正します。
→ アライアメント光源:アライアメントのみに使用可能

波長校正機能

外部光源を用いて波長校正を行い波長ずれを自動補正します。
注)アライメントや波長校正で補正できない場合もあります。 定期校正は別途必要となります。

抜群の操作性

トレース・ズーミング(波形拡大・縮小機能)

  • 測定した波形の波長軸の表示条件(表示波長範囲や中心波長など)をマウスのクリック&ドラッグで任意に設定
  • 見たい範囲を瞬時に拡大、表示位置シフトもマウスで自由自在
  • 表示条件を変更しても、再測定の必要がありません

トレース・ズーミング

マウス&キーボード操作

  • 多くのユーザーより「使い方が簡単」と好評のパネルキー配置とメニュー構造を継承
  • USBマウスでさらに簡単操作
  • ラベルやファイル名はUSBキーボードで入力可能

変更項目を直接選択
変更する項目を直接選択

直接パラメータ入力
スクリーンに表示される
キーで直接パラメータ入力

豊富な解析機能

7つの独立トレース

  • 複数トレース同時表示
  • 差分演算などのトレース間演算機能
  • 最大・最小値記憶(Max/Min hold)
7つの独立トレース

 

スペクトル解析機能

代表的な12種類の解析機能を標準搭載

  • 搭載解析機能
    • スペクトル幅解析
    • OSNR解析
    • DFB-LD解析
    • FP-LD解析
    • LED解析
    • SMSR解析
    • 光パワー解析
    • 各種フィルタ解析
    • 色度図解析
白色LEDの色度図解析

自動測定システムの構築サポート

小規模なシステム構築をサポート

プログラム機能

  • 外部コントローラ不要
  • プログラムは、実際のキー操作やパラメータを設定する感覚で簡単に作成
  • リモートインターフェースを介して、外部機器の制御も可能

自動測定システムの構築サポート

外部コントローラによる自動テストシステム構築をサポート

高速リモートインタフェース

  • GP-IB、RS-232、イーサネット(10/100BASE)を標準装備
  • 高速な測定、コマンドレスポンスとデータ転送能力により、自動テストシステムの試験時間短縮に大きく寄与します。

ファイル転送機能

SCPI 互換コマンド(標準)

標準リモートコマンドは、IEEE-488.2に適合したStandard Commands for Programmable Instruments(SCPI)に準拠しています。

AQ6317シリーズ・コマンドにも対応

弊社ベストセラー光スペクトラムアナライザはAQ6317シリーズやAQ6315に使用される横河独自のリモートコマンドに対応したコマンドモードを装備、既存のテスト環境のグレードアップをサポートします。
注)対象機種の仕様と機能の関係により、いくつかのコマンドは互換性をもたない場合があります。

LabVIEW® ドライバの提供

容易な測定データ管理

USBストレージ

大容量のUSBメモリやハードディスクにも対応。

512MB以上の内蔵メモリ

20,000以上の測定データを保存可能。

全トレース一括保存・再生機能搭

全トレースの保存と再生が1ファイルで行なえます。

USBストレージ
光コネクタ

サムネイル・ファイル表示

メモリーに保存された大量のファイルの中から必要なファイルを探し出すのに便利です。

サムネイル・ファイル表示

USBポート

USBポート

 

レーザ光源の解析

可視光(VIS)の波長域で発光するDFB-LDやFP-LD、VCSELは、 アプリケーションの異なる多くの分野で使用されています。

  • 医療、バイオ分野(レーザ治療、DNA解析、レーザ顕微鏡)
  • 産業機器分野(レーザ加工、レーザマーカ)
  • 家電分野(レーザプロジェクタ、次世代光ディスク、LED関連)
  • 計測、センシング分野(LIDAR、干渉計)
  • 通信分野(POF通信)
VCSEL
走査型電子顕微鏡で見たVCSEL

FP-LDの測定例

405 nm FP-LDの測定例
(分解能設定:0.01 nm)

可視LEDの評価

照明、表示や計測など多分野に応用される可視光LEDの出力光の発光スペクトラムを測定し解析を行います。大口径ファイバに対応したAQ6373Bでは、効率的に光を取り込み光スペクトラムを測定し、標準搭載の色度図解析機能により、ドミナント波長と色座標XYZの評価ができます。

可視LEDの評価

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