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YOKOGAWA

ディジタルオシロスコープ

DL9040/DL9140/ DL9240 シリーズ

機能

電源解析機能 (/G4オプション)

■ 電力量や力率等、電源解析専用パラメータ測定と統計演算

専用セットアップメニューから、電圧/電流チャネルを選択するだけで、選択されたチャネルの波形パラメータに電力用の専用アイテムが追加されます。追加される専用パラメータ(種類)は、本書の裏面仕様部を参照ください。ヒューズの選定に必要なジュール積分(I2t)の測定も可能です。
パラメータの表示例/電圧入力チャネルでの専用パラメータ例

●サイクル毎のスイッチング損失の統計演算とトレンド表示

サイクル毎のスイッチング損失の統計演算とトレンド表示 臨界モードで動作するアクティブタイプの力率改善回路において、商用電源の入力電圧に従って変調する“スイッチング周波数”と“スイッチイング電流”の変動を、入力電圧の波形と同時に画面上で確認できることは極めて有効です。
右図のように、最大6.25MWのロングメモリに複数サイクルの電圧(Vds)、電流(Id)データを取り込み、スイッチング損失演算(Vds×Id)を実行(M1波形)します。M1波形の指定した範囲でサイクル毎に損失(パラメータ:Integ TY)を演算し、その統計演算:ITY(M1)を高速に実行します。
DL9000はサイクル毎の損失の変動をリストやトレンドクラフで確認できますので、電源投入から定常動作に至るまでのスイッチング毎の過渡的な変化も確認することができます。
■ ヒストリ統計によるスイッチング損失の測定

高速アクイジション(最大250万波形/秒)、ヒストリ統計機能により、多周期にわたるスイッチング損失波形の統計値およびトータルの損失が演算できます。演算範囲を指定することで、スイッチングON時/OFF時の損失を個別に演算することもできます。

右図のように、ヒストリ波形数(Cnt=スイッチングサイクル数)とそれらの統計演算結果が表示されます。
統計演算結果表示
ヒストリ統計によるスイッチング損失の測定

●プローブ伝播遅延時間の補正(オートデスキュー)
プローブ伝播遅延時間の補正(オートデスキュー)
電流プローブと電圧プローブの信号伝播時間の違い(スキュー)を自動で調整できます。スイッチング損失を正確に測定演算するために有効です。デスキュー調整信号源(形名:701935、別売)を用意しています。


電源解析に必要な専用波形演算■ 電源解析に必要な専用波形演算

有効電力、インピーダンス、ジュール積分の各波形演算を実行し、演算波形(math)として表示します。メニューから演算子(アイテム)と演算対象(ソース)チャネルを選択するだけで、簡単にこれらの演算結果波形が表示できます。


■ EN61000-3-2に基づく、電源電流の高調波解析

IEC規格で決められている対象機器から発生する高調波を、適用クラス(A~D)ごとに判定します。
高調波電流の限度値と、実際の測定信号から演算された値を比較できるバーグラフやリストを表示します。
限度値を越えているデータにはマーキングされますので、容易に検証することができます。

EN61000-3-2に基づく電源電流の高調波解析

ユーザー定義演算 (/G2オプション)

電源解析機能オプション(/G4)には、ユーザー定義演算オプション(/G2)が含まれます。
MATH1~MATH4の4種類のユーザ定義演算式を定義して、同時に演算が実行できます。豊富な演算関数だけでなく、 26種類のメジャー・パラメータを演算式に引用できます。例えば、メジャーパラメータの振幅値で正規化することが可能です。
最大6.25Mワード/ch演算が可能です。演算結果(MATH1~4)を使って、X-Y表示やFFT解析、さらにヒストグラム解析などもできます。


演算式設定例
演算式設定例(メジャーパラメータHiLowを引用)
ユーザー定義演算



電源解析機能・ユーザ定義演算機能の主な仕様は → こちら

※DL9000シリーズ全体の仕様は → こちら(カタログ) をご覧下さい。

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