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YOKOGAWA

絶縁入力ユニット 700926

フローティング信号をオシロスコープなどの非絶縁測定器に入力させるための30MHz帯域絶縁入力ユニットの開発を行った。
絶縁方式は、高周波での安定性に優れたPCT(Printed Coil Transformer)との直流での高リニアリティを持つアナログフォトカプラとの組み合わせによる複合アンプで実現した。
0. 目 次
  1. まえがき 5. ファームウエア
  2. 特長 6. 応用例
  3. ハードウエア構成 7. あとがき
  4. 実装
スイッチング電源、モータ、インバータ、通信機器などのスイッチング周波数、 キャリア周波数は、年々高速化されている。この分野においては、設計開発、 生産、保守サービスなど多くの局面で、フローティング測定を必要とする場合 が多く、広帯域フローティング測定の要求もこれに合わせ高まっている。
しかしながら、高速の波形観測を行うオシロスコープは一般的に非絶縁入力で あり、これらの測定には適さない。
そこで我々は、フローティング信号をオシロスコープなどの非絶縁測定器に 入力させるための30MHz帯域絶縁入力ユニット(形名:700926)を開発した のでここに紹介する。
図1に外観図を示す。
  1. 基本性能
    絶縁入力ユニットとしての基本性能は
    • 独立した2チャンネル入力
    • DC~30MHzの広帯域
    • 最大入力電圧±850V DC+ACpeak プローブチップ-プローブコモン間およびプローブコモン-シャーシグランド間
    である。

  2. DL1540による絶縁入力ユニットの制御
    DL1540と組み合わせることにより下記のようなDL1540と一体化した測定が実現する
    • 絶縁ユニットの設定はすべてDL1540のキー操作から可能になる。
    • 絶縁入力ユニットで使用しているレンジが、DL1540の画面上に表示され、DL1540のもつ波形パラメータ自動測定機能などで各パラメータの直読が可能である。

  3. DL1540との組み合わせによる自己校正機能
    DL1540と組み合わせることにより、絶縁入力ユニットを含む測定システムとして自己校正を行い、直流確度±2%という高確度を実現した(絶縁入力ユニット単体では±3%:オシロスコープの確度を含まず)。

  4. フィルタ内蔵
    40Hz、400Hz、4kHzのカットオフ周波数を持つLPFを内蔵し、インバータ、スイッチング電源回路の測定などノイズが多い信号を対象とする場合に効果的である。