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YOKOGAWA

ディジタルマルチメータ 7555

オートキャル方式の51/2桁ディジタルマルチメータ7555を開発した。従来の高安定、高確度という優れた基本性能を継承しつつ、内部のゼロやゲインの変動を補正しながら最高125回/秒(41/2桁)の高速サンプリングを実現し、従来機種のコマンド群に加えてIEEE St'd 488.2-1987に準拠した通信コマンドにも対応した。
本稿ではその構成、特長などについて述べる。
0. 目 次
  1. まえがき 5.性能・機能
  2. 特 長 6. むすび
  3. 構 成 参考文献
  4.測定方法
ディジタルマルチメータ(DMM)は、電圧、電流、抵抗などの基本的な測定機能を1台にまとめた汎用測定器であり、電気測定のあらゆる場面で使用されている。
当社は独自の帰還型パルス幅変調方式により高安定、高精度のDMMを提供してきたが、1989年に7550/7560シリーズを発売してから7年が経過している。今回は、従来の優れた基本性能を継承しつつ、通信機能の強化、オプションの充実を図ったハイコストパフォーマンスの51/2ディジタルマルチメータ7555を開発した。図1に7555の外観を示す。
7555のおもな特長は次の通りである。
  1. オートキャル方式の採用
    ゼロやゲインの変動を補正しながら測定するオートキャル方式の採用により、汎用部品を使用しながらも基本確度0.006%(DCV)を実現。

  2. 高速サンプリング
    測定シーケンスの工夫により、オートキャル方式でありながら最高125回/秒(41/2桁)を実現。

  3. 通信機能の強化
    従来機種のコマンド群に加え、IEEE St'd 488.2-1987に準拠したコマンドにも対応。

  4. 電流測定機能の充実
    内蔵の4レンジに加えて、電流クランプ(オプション)により非接触で大電流測定に対応。

  5. 多点測定
    簡易スキャナ(オプション)により、8チャネルのDCV(30Vmax)測定に対応。