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有機ELの将来展望

山形大学 大学院理工学研究科
生体センシング機能工学専攻
助教授
城戸 淳二 様

1959年 2月11日生まれ 大阪府東大阪市出身
1984年 早稲田大学 理工学部応用化学科
(高分子化学、土田研究室) 卒業
1987年 Polytechnic University, New York
化学科(Okamoto研究室)
Master of Science 取得
1989年 Doctor of Philosophy 取得
1989年 山形大学工学部 高分子化学科 助手
1990年〜1992年
  アメリカ ブルックヘブン国立研究所
客員研究員
1995年 山形大学工学部物質工学科 助教授
1996年 山形大学大学院工学研究科
生体センシング機能工学専攻 助教授

山形大学 城戸研究室ホームページURL
http://ckido8.yz.yamagata-u.ac.jp

山形大学 大学院理工学研究科
生体センシング機能工学専攻

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Question
液晶(LCD)、プラズマ(PDP)、エレクトロルミネッセンス(EL)等の 電子ディスプレイ産業が伸びていますが、なぜ日本が世界の ディスプレイ産業をリードしているのか背景をお聞かせください。

私が想像するところでは、もともと日本ではブラウン管テレビやモニタを量産していたので、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)を製品化するために必要なディスプレイ産業のインフラがあったということでしょう。
また日本人は新しいものが結構好きなので、消費者がLCD、PDPを搭載した新製品にすぐ飛びついてくれるので、市場が急速に成長したことでしょうか。
つまり日本には新しいディスプレイ産業が成長するためのベースがあり、発展をうながす市場があったということです。

●各種ディスプレイ素子の分類

特に、LCDから有機ELへの移行には、要素技術だけでなく、薄型ディスプレイの周辺技術が非常に重要です。LCD産業では既に薄型ディスプレイの周辺技術が確立されているので、それを有機ELでも利用し改良していくことが必要だと思います。
また日本のみならず、日本を中心とするアジア圏がディスプレイ産業をリードしており、LCDの生産量では韓国企業のサムソンが世界一です。 最近では台湾勢も力をつけてきており、中国にどんどん工場を移しはじめています。
しかし、韓国、台湾の有機EL技術が日本より進んでいるとは思いません。もちろん日本と技術提携している韓国・台湾の企業は日本の技術がかなり入っていますから技術的に高いと思います。 またヨーロッパ企業のディスプレイ技術のレベルはそれほど高くないようです。 有機ELを開発している企業はありますが、商品化はまだですし、彼らがデモンストレーションしたカラー有機ELディスプレイと日本企業のものでは、レベルの差が一目瞭然です。

●有機EL関係出願件数の出願人種別構成

1977〜99年7月までに公開の出願
出典:特許庁ホームページより



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