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松下冷機株式会社
冷機研究所 商品開発グループ
主任技師 |
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高市 健二 様 |
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| 1979年 |
名古屋工業大学 工業化学科卒業。
同年、松下冷機株式会社に入社。
冷媒、冷凍機油の研究開発部門に配属。 |
| 1984年 |
省エネ冷凍機油の開発。 |
| 1994年 |
代替冷媒HFC134aの冷蔵庫への適用開発。 |
| 2002年 |
ノンフロン冷蔵庫の開発。
最近は、リサイクル関係の研究開発に従事。 |
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社 名 |
松下冷機株式会社 |
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設 立 |
1939年(昭和14年)2月12日 |
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所在地 |
滋賀県草津市野路東二丁目3番1−2号 |
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事業内容 |
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家庭用冷凍・冷蔵庫/家庭用冷凍庫 |
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業務用冷凍冷蔵機器 |
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自動販売機/無人システム |
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ペルチェ冷却システム商品 |
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冷蔵庫用コンプレッサー |
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熱交換器/制御部品 |
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真空断熱材(VIP) |
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松下冷機株式会社 冷機研究所 商品開発グループ
高市 主任技師に伺う
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Question
「地球環境保全」に配慮したノンフロン冷蔵庫についてお伺いいたします。
ノンフロン冷蔵庫の開発のきっかけについて教えてください。
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1997年12月、京都で開催された地球温暖化防止京都会議「COP3」で京都議定書が採択されました。その中で排出量を削減すべき温室効果ガスとしてHFC(ハイドロフルオカーボン)、つまり代替フロンが対象となったことが開発の動機です。
京都議定書では、日本は1990年を基準年(HFCでは1995年を基準年としてもよい)として2008年から2012年の5年間で温室効果ガスを6%低減させる削減目標が定められました。1994年以前までは、冷蔵庫にフロン冷媒R12(CFC12)が使用されていましたが、1995年にオゾン層の破壊を防ぐために、代替フロン冷媒R134a(HFC134a)を採用いたしました。ところが1997年の京都議定書が採択されたことや1992年から欧州でノンフロン化された冷蔵庫が使われていたことから、日本の冷蔵庫も代替フロンを使い続けるのではなく、ノンフロン化への開発に着手すべきと考えました。

松下電器グループでは、循環型社会の実現に向け「環境ビジョン」とその具体的な目標を掲げた「グリーンプラン2010」を策定しています。環境ビジョンでは、持続可能な企業として環境技術とエコロジー思考、つまり「ET2(イーティ・スクエア:Environmental Technology & Ecological Thinking」を基本の考え方として、地球環境との共存をはかっています。
結果、オゾン層を破壊せず、地球温暖化の影響も極めて小さい炭化水素系の自然冷媒R600a(イソブタン)を採用したノンフロン冷蔵庫が誕生しました。これはまさに環境面で付加価値を実現した21世紀型の冷蔵庫です。(図1)
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