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交通事故の真実を記録するドライブレコーダ

大慈彌様
株式会社 日本交通事故鑑識研究所
代表取締役
大慈彌 雅弘 様

●1948年 大分県宇佐市に生まれる。
●1971年 日本大学生産工学部機械科卒業。
同年 財団法人日本自動車研究所入所。
運輸省自動車局自動車事故調査解析委員、警察庁で交通事故鑑定の手法についての講師を務める。
●1986年 退所
●1987年 有限会社日本交通事故鑑識研究所を
設営。
現在、交通事故に関する鑑定、実験、事故工学の教育等に従事し、裁判所、弁護士、保険会社、個人などから依頼された鑑定数は延べ4,000件にのぼる。

●社名 株式会社 日本交通事故鑑識研究所
●設立 1987年
●所在地 〒305-0023
茨城県つくば市上の室1822-1
●事業概要 ・自動車交通事故の調査、および解析
  (鑑定)
・自動車社会工学に関する教育、鑑識、
 技術指導
・自動車交通事故に関する研究
・交通問題に関する資料のまとめ、
 翻訳、出版、販売
・自動車用安全装置(自動車運転中の
 事故を映像にし、検証する装置)の
 研究、開発、製造
・自動車運転者の安全運転管理コンサ
 ルタント業

株式会社 日本交通事故鑑識研究所
http://www.nikkouken.com/

株式会社 日本交通事故鑑識研究所

代表取締役 大慈彌 雅弘 様に伺う

クルマ社会は私たちに利便性をもたらす一方で、交通事故という悲惨な出来事を生みだします。交通事故の原因究明には、事故の真実を知ることが必要不可欠です。
今回のインタビューは、交通事故鑑識に長く関わり「ドライブレコーダ」を開発された、株式会社 日本交通事故鑑識研究所 代表取締役 大慈彌様にお話をお伺いします。


Question
はじめに、ドライブレコーダを開発したきっかけをお聞かせください。

 私は長年、財団法人日本自動車研究所で、車の衝突実験や
事故の状況を再現するシミュレーション実験など主に衝突安全の研究に携わっていました。当時、様々な事故の鑑定を依頼されましたが、日本は欧米と比べると交通事故で年間120万人近い死傷者がありながら、交通事故に関する学問体系がほとんどありません。事故現場では、最初に駆けつけた警察官の「印象」が大きな影響を与えたり、当事者同士でも相手の声の暴力に負けてしまったりすることがあるのが現状です。警察官は、事故後の現場に何千件と立ち会ってはいますが、結局、車が衝突した瞬間は見ていないわけです。事故後の調査資料から鑑定しようとしても真実を引き出すことはなかなか難しく、実況見分による事 故調査の手法では限界があります。
  そこで、事故の瞬間映像を記録する車内搭載装置ができないだろうかと考え、自動車版フライトレコーダとも言えるドライブレコーダの開発を思いついたわけです。練馬タクシー株式会社と共同で開発したのがドライブレコーダ「Witness(目撃者)」です。

車のフロントガラスに取り付けたドライブレコーダ「Witness」 車のフロントガラスに取り付けたドライブレコーダ Witness
(資料提供: 株式会社 日本交通事故鑑識研究所)
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