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計測豆知識・技術レポート

測定器の正しい使い方入門
ディジタル・マルチメータの使い方

解説

DMMとは

ディジタル・マルチメータ(DMM)は、電圧、電流、抵抗などの基本的な測定機能を1台にまとめた汎用測定器であり、電気測定のあらゆる場面で使用されています。
DMMは従来の指示計器やアナログ式のテスタにくらべ、以下の点で特に優れています。
  1. A-D変換技術の進歩により高精度で高分解能
  2. A-Dコンバータを用いてディジタル値で表示され、読み取り誤差がない
  3. 入力抵抗が直流電圧で10MΩ以上、交流電圧で1MΩ以上と高く、測定対象に影響を与えず、
    多くの測定では∞Ωとみなせる
  4. 入力端子は電源やインターフェースと絶縁されているので、被測定デバイスに対して安全であり、
    精度の良い測定が可能
DMMは、ハンドヘルド・タイプとベンチ・トップ・タイプの二つに大別できます。
ハンドヘルド・タイプは従来の回路計に代わるものであり、実験室、配電工事の現場などあらゆる分野で使用されています。
734シリーズ ディジタルマルチメータ 横河メータ&インスツルメンツ(株)表示は電池駆動のため液晶が採用され、その表示桁数は3ヶ1/2桁~4ヶ1/2桁です。ここで3ヶ1/2桁というのは、たとえば、最大表示が "1999" のように3桁(0~ 999)と4桁(0~9999)の間であることを意味しています。また携帯に適するように小型軽量化されており、導通チェッカ、ダイオード・チェッカなどの機能を備えたものや、バー・グラフ表示を付加したものもあります(写真右 )。 ハンドヘルド・タイプでは電源ラインを測定する場合の安全性を重視し、感電防止や短絡事故防止のため、樹脂カバーの付いた入力プラグや測定リードの先端にカバーの付いたものが採用されています。また耐衝撃性に優れたものや、防塵、防滴処理が施されているものもあります。

ディジタルマルチメータ 7555 横河電機(株)ベンチ・トップ・タイプは実験室の作業台や計測システム、生産ラインなどでよく使用されている4ヶ1/2桁~5ヶ1/2桁の汎用器(写真右)と、研究室、校正室などで使用されている6ヶ1/2桁~8ヶ1/2桁の標準器クラスがあります。
ベンチ・トップ・タイプではアベレージング、スケーリング、デジベル演算、データ・メモリなどの付加機能も充実しています。自動計測装置、生産ラインでの調整検査などではGP-IBインターフェースを介してのリモート制御、コンピュータへの測定データの転送が高速に行えるものが使用されています。