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計測豆知識・技術レポート

測定器の正しい使い方入門
ディジタル・マルチメータの使い方

解説

DMMの仕様の見方

DMMの仕様の抜粋を表15-3に示します。
■ 積分時間と測定分解能
積分時間と測定分解能
積分型A-D変換方式では入力電圧をそれに比例したパルス幅に変換し、その幅を基準クロックで測ることによりディジタル値を得ています。したがって、基準クロックが一定であるならば積分時間が長いほど測定分解能が高くなります。
ベンチ・トップ・タイプの高分解能DMMでは測定分解能(表示桁数)を任意に変えることができます。高分解能で測定したい場合には積分時間を長くし、高速で測定したい場合には積分時間を短くします。
このようなDMMには、積分時間の設定により測定分解能が決まるタイプと測定分解能の設定により積分時間が決まるタイプとがあります。

■ 安定度と確度および温度係数
確度は、±(% of reading+digits)で記されています。
第1項は読み値に対する誤差で入力の大きさに比例します。第2項は入力によらない一定の値の誤差で表示のディジット数(下一桁)で表されます。
安定度とはある期間内の相対的な変動を示し、確度とは国家標準に対する絶対的な誤差を示します。
DMMを使用する環境が仕様に記されている温度範囲を越える場合には、その温度差に比例して温度係数が確度に加算されます。
確度は積分時間や測定レンジによっても異なります。
具体的な例を 表15-4 に示します。