計測豆知識・技術レポート
測定器の正しい使い方入門 信号発生器の使い方
DDS方式のファンクション・ジェネレータ
目次
測定器の正しい使い方入門 信号発生器の使い方
DDS方式のファンクション・ジェネレータ
横河電機(株) 池上 武敏
近年、測定器の世界でも従来のアナログ技術に代わってディジタル技術を応用した製品が多数発売されています。とくにディジタル・オシロスコープは、操作性、性能の改善がはかられ、広く普及が進んでいます。
信号発生器の分野でも、ディジタル技術を応用した低価格で高性能なシンセサイズド・ファンクション・ジェネレータや、プログラムにより波形を自在に出力できる任意波形発生器などが発売されています。
このようなディジタル方式の信号発生器の構成は、波形メモリとD-A(Digital to Analog)コンバータをもち、基準クロックにより波形メモリからディジタル・データを読み出し、D-Aコンバータによりアナログ信号として出力するという形式になっています。
このようなディジタル方式の信号発生器も、かなり使いやすくなってきましたが、決して万能ではありません。
それぞれの方式の特徴を充分理解し、使いこなすことが重要です。
ディジタル方式のファンクション・ジェネレータの特徴、動作原理、測定例、使用上の注意点について説明します。
* 月刊「トランジスタ技術」1993年7月号掲載原稿を再編集しました。
一部原稿作成時のままの部分もございますが、ご了承ください。