横河デジタル株式会社

OTセキュリティコンサルティング

製造業の現場に対応するYOKOGAWAのOTセキュリティ支援メニュー

YOKOGAWAは、製造業のサイバーセキュリティ強化に向けて、現場に即した実効性の高いサービスを提供しています。

  • OTセキュリティアセスメント:NIST CSF 2.0準拠で脆弱性やリスクを分析し、優先度を明確化
  • 技術的対策支援:ネットワーク整備やアクセス制御を導入し、運用・監視を支援
  • 法規制対応支援:リスク評価から計画書作成、認定取得まで対応
  • ガイドライン策定支援:現場に即したOT施策の指針を策定
  • インシデント対応支援:事前検知・迅速対応・FSIRT構築を支援
  • ポリシー策定支援:OT環境に適した運用ルールを含むポリシーを提供
  • IT/OT SOC導入支援:監視体制の構築・運用を支援
  • グローバル認証対応支援:ISO/IEC 27001などの認証取得を支援

これらのサービスを通じて、YOKOGAWAはお客様のセキュリティ課題に対し、継続的かつ柔軟な支援を行っています。

IT・OT融合時代における製造業のセキュリティ基盤構築の重要性

スマートファクトリーの進展により、製造現場のIoT化が進み、制御システム(OT)へのサイバー攻撃リスクが高まっています。特にPLCやSCADA、DCSなどへの攻撃は、生産停止や品質低下など深刻な影響を及ぼす可能性があり、ITとは異なる特性を持つため、専用のセキュリティ対策が必要です。
ITとOTの融合により外部ネットワークとの接続が増え、攻撃経路が拡大しています。ネットワーク分離やアクセス制御などの管理が重要です。また、サプライチェーンの拡大に伴い、情報共有の脆弱性が連鎖的に広がるリスクもあります。
スマートファクトリーの実現には、IT・OT両面に対応したセキュリティ基盤の構築と、規制への適合が不可欠です。

OT領域へのサイバー攻撃がもたらす影響とセキュリティ対策の重要性

工場の制御システム(OT)へのサイバー攻撃は増加しており、生産活動だけでなく人命や企業の存続にも影響を及ぼす可能性があります。不正アクセスによる設備の誤作動は、生産停止や損害賠償などの経済的損失を招きます。
高温・高圧設備の暴走や有害物質の漏洩は、作業員の健康被害や死亡事故、周辺地域への影響といった重大なリスクにつながります。さらに、機密情報の流出は企業の競争力や信用を損ない、安全保障上の懸念も生じます。不正操作による品質低下も懸念されます。
これらのリスクを防ぐには、業界基準や国際規格に準拠したOTセキュリティ対策の導入が不可欠です。

デジタル技術の活用化が進む製造業におけるセキュリティ基盤整備の重要性

製造業ではIoT機器の導入が進み、工場システムが高度に接続される一方で、サイバー攻撃の脅威も増加しています。これに対応するには、堅牢で信頼性の高いセキュリティ基盤の構築が不可欠です。
対策を企画する際には、経済産業省の「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」や国際規格、業界基準への準拠が求められ、企業の信頼性や競争力向上にもつながります。
セキュリティは技術部門だけでなく、経営層を含めた全社的な取り組みが必要であり、継続的な見直しと改善が重要です。すべての工場が攻撃対象となり得る今、強固なセキュリティインフラは持続的成長と安全操業の基盤となります。

工場システムにおける多層的セキュリティ対策の実践アプローチ

YOKOGAWAは、経済産業省や業界規格のガイドラインに基づき、工場システムのセキュリティ対策を7つのステップで推奨しています。 

まず、方針と体制を整え、セキュリティ管理の枠組みを構築します。資産管理ではハードウェアやソフトウェアを把握し、リスク評価により脅威と影響度を分析します。技術的対策として認証や暗号化を導入し、物理的対策では入退室管理を実施します。教育と訓練で従業員の意識を高め、事故対応としてインシデント対応やBCPを整備します。最後に運用と見直しでPDCAを回し、継続的な改善を図ります。 

これによりOT環境の安全性と信頼性を確保します。 

現場の声に応えるYOKOGAWAのセキュリティ対応力

製造業のセキュリティ対策現場では、アセスメントの進め方や部門連携、グローバル対応など多くの課題があります。YOKOGAWAは豊富な現場経験と専門知識を活かし、実践的な支援を提供しています。
装置数が多く現状把握が難しい場合でも、資産整理とアセスメントを円滑に進めるノウハウがあります。工場ごとの違いや海外拠点にも柔軟に対応可能なサービス体制を整えています。
また、業界特有の基準への準拠やFSIRT・CSIRTの構築支援も行っており、ITとOT部門の連携課題にも自社経験を活かして対応します。YOKOGAWAは、製造現場の多様なセキュリティ課題に対し、実践的かつ柔軟なソリューションを提供しています。


 

OTセキュリティ対策を支えるYOKOGAWAの包括的サービスフロー

YOKOGAWAは、製造現場のOTセキュリティ課題に対し、現状把握から運用支援までを一貫してサポートするサービスフローを提供しています。まずセキュリティアセスメントにより課題を明確化し、施策立案に活用します。
サービスは以下のステップで構成され、個別対応も可能です:

  1. 現状把握・アセスメント:資産棚卸や脆弱性診断でリスクを可視化
  2. 提案・設計:ポリシー策定、セグメンテーション設計、ツール導入支援
  3. 構築:ネットワーク分離、暗号化、エンドポイント対策など技術的対策
  4. 運用支援:SOC構築・運用、アセット管理ツール導入による体制強化

YOKOGAWAは、製造業の多様なセキュリティ課題に対し、実践的かつ柔軟なソリューションを提供しています。

多様な業界におけるYOKOGAWAのサイバーセキュリティ支援実績

YOKOGAWAは、製造業をはじめとする多様な業界に対して、サイバーセキュリティ対策の支援を幅広く展開しています。本スライドでは、実際の支援事例の一部をご紹介します。
支援内容は、リスクアセスメント(模擬サイバー攻撃診断を含む)や、セキュリティポリシーの策定支援、IT/OT統合型SOCの構築支援、ネットワーク侵入検知システム(NIDS)の導入とモニタリング、セキュリティ担当者向け教育など多岐にわたります。
また、法規制・業界規制への対応や、FSIRT/CSIRT体制の構築支援など、ガバナンス強化に向けた取り組みにも対応しています。支援対象は、化学、石油、重工業、マテリアル、電力、通信、製造など、業種を問わず広がっており、それぞれの業界特性に応じた最適なセキュリティ施策を提供しています。
YOKOGAWAは、現場の実情に即した実践的な支援を通じて、企業のセキュリティレベル向上と持続的な運用体制の構築を支援しています。

OTセキュリティの第一歩、YOKOGAWAが伴走します

YOKOGAWAは、長年にわたり製造業の現場に寄り添い、OT技術とITの知見を融合した最適なセキュリティソリューションを提供しています。OTセキュリティの重要性が高まる中、「何から始めればよいか分からない」「社内連携が難しい」「業界基準への対応が不安」といった悩みに対し、豊富な経験と実績をもとに支援します。
まずはお気軽にご相談ください。YOKOGAWAは、お客様の課題に真摯に向き合い、実効性のあるセキュリティ対策の実現に向けて伴走します。
 

導入イメージ

高圧ガス認定のためのサイバーセキュリティ対策

   

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