OTワイヤレスインフラ設計・構築サービス
背景
生産現場ではIoTデバイスや各種センサーの普及によって監視・管理すべき情報量が増え、益々現場との迅速かつ正確なフィードバック情報の共有が求められています。
経営視点からも現場を可視化し、品質の安定化と計画サイクルの早期化を両立しつつ全体最適化を図る上で、現場コミュニケーションニーズの高まりを呈しています。
昨今の無線通信インフラは通信の高速化とセキュリティの対策が進み、音声通話に加えて映像や大容量のデータを多数の関係者と、安全に、即時にリモート共有できるようになりました。生産現場の通信インフラ基盤を整備し、クオリティの高い現場コミュニケーションを実現しませんか？
YOKOGAWAでは、セキュアな高速通信で現場をつなぐワイヤレスネットワークを提供します。
ワイヤレス通信インフラの動向
広く普及してきたWi-Fiの通信規格は、1997年に制定されて以来、通信の高速化とセキュリティ対策の向上により、工場などの生産現場でも活用されてきております。
また、高速大容量、低遅延、多数同時接続という基本性能をもつローカル５Gも、ベンダ各社にてシステムの低価格化が進んで参りました。
操業現場における導入条件や、ご利用予定のアプリケーションの通信要件に応じて、セキュアで最適なワイヤレス通信インフラをご提案致します。
＜引用元 ：https://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/system/trunk/wimax/5ghz_migration/011.pdf＞
主な無線通信インフラの比較
※1）工事費にも大きく影響
※2）スマートグラス、ウエアラブルカメラ等の利用は、別途Wi-Fiルータなどでデザリングで実現する
本サービスの提供メニュー概要
設計フェーズ
構築フェーズ
フィールド電波調査概要
電波測定画面イメージ
＜引用元 ：https://www.crownhill.co.uk/metageek-app-formerly-chanalyzer-6＞
- 対象エリアにおける使用中Wi-Fi無線有無の調査
- 使用中の周波数/チャンネルの調査
- 使用中チャンネルに対する電波強度確認 etc.
ヒートマップ画面イメージ
＜引用元 ：https://tamos.jp/predictive-survey/＞
- 選定する無線アクセスポイントを仮設置した上で、電波到達範囲を測定
- お客様が希望する無線通信範囲における無線アクセスポイントの最適設置個所や台数を特定
- 無線アクセスポイント設置後、電波到達範囲、電波干渉有無、電波強度調整を実施
- ヒートマップによる電波調査報告書出図
ワイヤレスを活用したアプリケーション事例
構内PHSや無線ページング代替の音声通話で・・・
▶従来のPHS同様に、内線/外線による通話ができる
▶グループ通話、呼出し
計器室と現場間のフィードバック共有に・・・
▶制御画面（CENTUM）の監視（ループチェックなど）
▶現場の映像（静止画、動画）をオペレータに配信して視覚的共有
▶チャット会話
▶巡回点検システム（YOKOGAWA Field Assistants等）の電子化
▶ファイルサーバへアクセスしてマニュアル等のドキュメント閲覧
現場の安心安全に・・・
▶作業者の位置情報把握、緊急時や防災訓練での避難状況把握
▶構内装置のロケーション管理
現場の安全確保と生産性向上に貢献する豊富なアプリケーションをご紹介します。その他、YOKOGAWAが提案する「OTコミュニケーションシステム導入サービス」も是非合わせてご検討ください。
お気軽にお問合せください
YOKOGAWAは重要インフラを始めとした各分野の製造業のお客様に対して、長きにわたり制御製品を納入し、様ざまなお客様の現場を熟知しています。
製造現場の抱負な知見とICT導入実績から、ご要望に応じて最適なワイヤレスインフラを提案します。
安全品質と生産性向上への継続的な取り組みや、現場での技術継承に対して課題はありませんか？
コミュニケーションを活性化し、現場の見える化と的確な情報共有が、現場力や組織力の強化に繋がると考えます。
YOKOGAWAは様ざまな利活用ソリューションを展開できる高速で安全なワイヤレスインフラ設計・サービスを提供します。