インターネット等のネットワークにはさらされないことを前提に設計されてきた工場が稼働データの利活用のため相互接続され、インターネットにも接続するようになってきました。
最近のサイバー攻撃は、ますます複雑で巧妙になっています。そのため、どのような工場でも攻撃を受ける可能性があり、生産がストップしてしまう危険性が指摘されています。もし実際に攻撃を受けてしまった場合、対象機器や担当者探しから始めていたので対応に時間がかかっていました。そこで、いざという時のためにあらかじめ工場内の機械や設備をきちんと把握しておくこと(資産管理)が、迅速な解決の鍵となります。 (参照:経済産業省「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」)
企業が所有するハードウェア、ソフトウェア、ライセンスなどのIT/OT資産を効率的に管理し、適切に運用することを指します。
平時:
有事:
横河デジタルが全社で利用できるように統一された資産管理台帳を構築するご支援を致します。
問題 |
解決策 |
資産台帳管理手順書はあるが、 |
ワークフローを検討し作業手順の標準化を図る |
日付等の記載漏れにより、 |
変更管理記録の作成作業をワークフローに組み込み、 |
施設・設備のアセット数増減に対し、マニュアルでの対応では |
自動的にアセット情報を資産管理台帳へ |
複数施設・設備の資産管理施策が統一されていないため、 |
全社で統一された管理台帳を作成し、 |
対応1:
マニュアルにて作成された情報資産台帳をベースにSaaS化
対応2:
アセットを自動的に収集するIDS型資産管理
対応3:
IT/OT、マニュアル・自動化等の様々な資産情報を集約し統合管理化