駒ヶ根事業所は、自社製品に使用する半導体圧力センサーを生産しているYOKOGAWAグループの製造拠点です。YOKOGAWA製の最新デジタル技術を、モーターなどの生産設備の状態監視、省エネに大きく影響するクリーンルームの空調制御などに導入しているのが特徴のひとつです。法人向けの工場見学では、自社工場へのデジタル技術導入を検討されている経営者や技術者の皆さまに多く訪問いただいています。

〒399-4394
長野県上伊那郡宮田村2061
▶MAP
JR飯田線 駒ヶ根駅下車 タクシー15分
乗用車 中央自動車道駒ヶ根インター下車 5分
半導体圧力センサーは、YOKOGAWAグループの主力製品のひとつである工業用計器、差圧・圧力伝送器のコア部品などに使用されています。差圧・圧力伝送器は、工場やプラントのパイプラインや配管に流れる流体の圧力を測定して電流信号やデジタル信号に変換し、上位の制御システムに伝送する圧力センサーです。上下水道、発電、石油・ガス精製、衣料品やプラスチック製品の素となる石油化学素材の精製、製紙など、私たちの生活を支えている社会インフラと呼べるような設備で多く使われています。測定誤差が出にくい高信頼性、過酷な環境でも壊れにくい耐環境性が、社会にとって重要な設備を有する多くのお客様から支持されている主な理由です。
差圧・圧力伝送器 | 製品詳細

当事業所で生産されている半導体圧力センサーは、南海トラフ海底地震の津波をいち早く観測するための水圧計にも使用されています。
また、2022年の実証試験では、千葉県房総半島沖の水深3,436メートルの海底に設置された水圧計が、同年におきたトンガのフンガ・ハアパイ火山の噴火に伴うわずか7センチメートルの海面変動を観測しています。
【防災科研/東大地震研/横河電機】国産のシリコン振動式の水圧計で深海での海面変動の観測に成功


